サントリーカップ

季節はすっかり冬に移り変わり、年末に向って慌ただしくなってきました。

サントリーカップの東京ブロック予選大会が終わり、早くも2週間がたとうとしています。

遅まきながら大会の企画運営に携わってくださった関係者の皆様に感謝いたします。

ありがとうございました。

本年度は前年までの予選形式から変更になり、1~3次まで場所を変え、3週連続で予選大会が開催され、各大会の上位チームが東京ブロック大会に進出する形式になりました。

前年は23区予選大会で延長サドンデスの末、東京ブロック大会に進出したトライ・アタック。

 

今年は東京ブロック大会への進出、そして昨年果たせなかったブロック大会での勝利を目標にメンバーは1年間練習をしてきました。

トライ・アタックからはライズとトラストの2チームが予選大会に参加することが出来ました。数年ぶりの2チームでのエントリー、大会にも聞いたことがないチーム名がエントリーしているなど、2019年のラグビーワールドカップに向けて、タグラグビーも徐々に認知され、その魅力が伝わり、プレーを楽しむ子供達が増えていると実感しました。

新しいチームユニフォームで戦うライズ
新しいチームユニフォームで戦うライズ
オレンジの長Tシャツが目を引くトラスト
オレンジの長Tシャツが目を引くトラスト


3週間に渡る予選大会、対戦したことのない多摩地区のチーム・・・

トライ・アタックのサントリーカップ東京予選の結果は如何に・・・

続きは高学年担当コーチの江崎からのコメントです。


今年から大会形式が変更されたことから、昨年までは23区、武蔵野、多摩の地区ごとに予選大会が開催されていましたが、今年からは地区関係なく各チームが3つの予選大会(府中ラウンド、日野ラウンド、大井ラウンド)へ参加することが可能となりました。チャンスは広がりましたが、府中や八王子の強豪チームと対戦して勝ち抜かなくてはならないことになり、厳しい大会になることが予想されました。

そこで、悔いを残さないために3つの予選大会にすべてにエントリーすることにしました。

3つの予選大会の結果は次のとおりでした。


府中ラウンド(11/19)

 ★ライズ:予選プール2位通過 カップトーナメント1回戦敗退

初戦は緊張からか全体的に動きが硬かったものの、目標である東京ブロック大会への進出目指して気持ちの入ったプレーを随所に見せてくれました。カップトーナメント1回戦は引き分けの末、ジャンケンで敗退。

 ★トラスト:予選プール敗退

予選プールで勝利をあげることができませんでしたが、チームとして練習してきた形でトライを取ることができました。



日野ラウンド(11/26)

 ★ライズ:予選プール2位通過 カップトーナメント1回戦敗退

スロースターターの悪い癖で初戦引き分け。これが響き他の予選プール1位のチームと対戦することになりました。5人そろって前に出てくる厳しいディフェンスに苦しみ、本来の攻撃が出来ずに敗退。

 ★トラスト:エントリー回避

メンバーが規定人数に達しなかったためエントリーを見送りました。



大井ラウンド(12/3)

 ★ライズ:予選プール敗退

後がない緊張感の中、1試合目が引き分け。その結果、2試合目は絶対に落とせない試合となりましたが、試合終了近くにディフェンスの一瞬の隙をつかれて得点されてしまい1点差で敗退。

 ★トラスト:予選プール敗退 

1試合目は初勝利かと思われましたが、終了間際で得点されてしまい引き分け。勝利こそあげられなかったものの、チームとして確実に成長していることが感じられるプレーを見せてくれました。



残念ながら目標である東京ブロック大会への進出はかないませんでした。

しかし、ライズ、トラストの子供たちは精一杯のプレーを見せてくれました。

試合後に涙を流している子供たちの姿を見たときは、なんとか勝たせてやりたかったという思いがこみ上げてきました。本当に悔しかった~。

 

子供たちにとっては精神的、体力的にきつい3週間でしたが、真剣勝負の試合を通じてとても貴重な経験ができたのではないかと思いました。保護者の皆様も3週間にわたり寒い中会場での応援、子供たちの体調管理とご協力していただきありがとうございました。

来年は悔し涙でなく嬉し涙を流すために、今回の悔しさを無駄にしないで、次につなげていきたいと思います。